中庭のある家

事務スペースを併設した職住一体となった住宅です。
家のど真ん中に中庭を配置した計画とすることで、仕事を行う集中できる環境と、住まいとしての心地よさを両立させることを目指して計画しました。

住宅の計画をする中で、開放的な窓を取りたいと設計で計画しても、結局カーテンを閉め切になるケースも多いと思います。外からは見えないプライベート性の高い中庭を設けることで、常に室内が明るくなり、季節ごとの植栽も楽しめます。窓も自由に開け放しにでき、庭からの心地よい風が入ります。

空間がより広く見え空間の広がりが感じられる、窓や扉のサイズを意識しました。廊下も中庭を介して見えることで、家族の動きがよく見えます。扉や窓は天井までのサイズとし、空間の境界を感じさせないよう意識しています。

仕事をする場は、外部からのお客さんが来られる前提で計画する必要があります。玄関からは中庭の植栽が見え、左右にリビングと事務所へ行き来できます。事務所からは、中庭側に低い窓を計画しリビングの生活スペースは見えないよう配慮し、季節の移り変わりを常に楽しみながら仕事に集中できます。

リビング・パントリー・脱衣室・ランドリールーム・勝手口を連続させて、家事動線をコンパクトにまとめました。ランドリールームは、黄砂・野焼きが多い地域で室内干しをできる部屋です。お客さんが来てもできるだけ生活感が出ない空間としました。