公共施設を時代の変化と合わせてどう考えるか
先日もブログで記事を上げたように設計の前に
最近の傾向やキーワードの抜きだしを行った上でプランの検討をしています。
建築設計はデザインだけでなく、そのデザインの背景になっている考え方・思想がとても大切だと思うからです。
自治体が出すプロポーザルの過去2年くらいの要項を読み漁ったり、
事例を集めながら提案のネタを拾い出しながら行いました。
雑誌に載っている事例もいい事例が多いですが、
今雑誌に載っている事例も2~3年前に設計をされたものです。
コロナの影響なども出てきている今は、
ここ2年で社会や人々の過ごし方に変化が出てきていることも見ておくべきです。
仮にコロナが収束したとしても今後の建築計画はこうあるべきだ!といった変化なのか、
収束したら元に戻る一時的な変化なのか?などは常に考えておくべきです。
こういった社会的な背景を考慮しながら、
その土地に合った建物、その土地だからこそ考えられる提案を丁寧に考えていきたいと思います。