内部仕上をRevitの着色平面を見ながら整理する

内部の仕上のイメージは、平面図を見ながら整理をしています。

仕上表を別途CADで作成してもいいのですが、
後々、天井高さなどは断面図や天井伏図に自動的に表記されるため、
Revitで一括入力をするようにして進めています。

平面図を見ながら、この部分はタイルカーペット・ビニル床シートなどと、
図面を見ながら設定をしていくようなイメージです。


仕上表に適切に入力していれば、上に表記している天井伏図にも、
天井高さと仕上が自動的に表記されるような設定にしています。
天井伏図からも、展開図からも、断面図からも、「あ!この仕上違うな!」と思えば、
それぞれの図面から修正ができ、勝手に仕上表の表記も修正ができます。

断面図などでも表記することが可能なので、後々ダクトの調整などをするにしても、
とても作業がしやすく精度が高い設計を行うことができます。

意匠・構造・設備の調整不足により、変な納まりになってしまった・・・とか、
思っていたイメージと違うデザインになってしまった・・・とか、
そういったことを大きく減らせると思います。

私がBIMを使う理由としては、効率化が第一の目的ではありません。

たくさんの視点からより検証できる時間をつくることで、
よりよい空間を作り上げるために取り組んでいます。

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