オフィスでの庇による日射抑制の状況を確認する

今、工事を進めているオフィスの庇ですが、デザインだけで取り付けたものではありません。

庇自体は1.5m程度、外壁から出ていることになります。

オフィスなのでぱっと見た印象も大事だと思いますが、日射抑制を果たす機能もしっかり果たしています。
こちらの記事でも記載しています。

具体的にBIMを使って日照のシミュレーションを行う

夏至(6月の日照シミュレーション)
7月・5月の日照シミュレーション
8月・4月の日照シミュレーション

BIMを使って時間を効率的に生み出しながら、追加のシミュレーションをじっくり行います

こういった形で、各季節の日照のシミュレーションを行っています。
全てを上げていませんが、冬至まで検討を全て行っております。

オフィスは人が集まる空間でもあり、パソコンなどの発熱もあるため、
年間を通じて言えば、冷房を入れる期間が長くなります。
10月くらいまでは日射が遮られるような庇の出幅としています。

冬場は日射が窓から入り、できるだけ熱を建物に取り込むようにしています。

このようにデザインと機能が両立するように設計を進めています。