階段の視線の抜け具合を確認する
視線の抜ける階段をつくろうとしたときに、階段の立ち上がりを単純に小さくすれば実現ができます。
一方で、視線が抜けすぎるとどうでしょうか?
階高が高い場合は足が抜けそうかもと感じ、人によっては恐怖感を感じるかもしれません。
細かい部分ですが、階段の立ち上がりをBIM+CGで確認しています。
設計図と現場で出てきた階段の施工図が微妙に違ったため、念のため確認のため作成した資料です。
単純に寸法をいじってパースにしているだけですが、視線の抜け具合や階段に対する印象がそれぞれだいぶ違うと思います。
15mmだと抜けすぎてて、大丈夫?という印象です。
目指すところは視線が程よく抜けて開放感を感じながら、恐怖感を感じないような階段を両立させること。
階段は見せ場になる部分ですので、こういった細かいところの検証もしっかりとしていきたいところです。