建物の収納量を把握する
建物の建て替えを行う際など、収納量をどのように把握するかはとても大事な要素になります。
そこで大切な要素はファイルメーターを把握するということです。
具体的に下の写真で説明をしますと、
例えば引っ越して荷物を持っていきますとなると、
青字の本のファイルメーター 75cm(0.75fm)を算出します。
全ての棚で計算したものを積み上げて算出します。当然ながら棚の奥行は考慮してください。
例えば奥行が深く、手前と奥に2列に本を並べているなどする場合はファイルメーターを2倍にする、
本の高さが高ければそのことも考慮するとかすれば、概ね必要なスペースを算出することができます。
(A4サイズであれば、高さは約30cmです。)
実際に算出すると下記のようなイメージで算出できます。
棚から算出したファイルメーターは165.3(fm)となります。
その後は収納が可能かどうかの確認が必要になります。
黄色の部分の集密書架に全ての書籍を押し込むことを仮定しましょう。
そうしたときに、集密書架のファイルメーターは150(fm)程度なので、若干不足することが分かります。
こうなったときは、棚を増やすか、今ある現状の書類を減らすかなどの対応が必要になります。
オフィスの移転新築などでは、必ず調べておくべき内容になります。
読んでいただいた方の参考になればと思います。