事業の可能性について考えること

先日とある所属している団体の勉強会があり、
道路ができると街並みがどのように変化して、その後どのようなビジネスチャンスが生まれるのか勉強会をしました。

意見に対しては、建築設計以外の方がほとんどでしたので、
専門的な話ではなく、一般論として議論をしてきました。

建築設計は具体的に設計の概要・建物の規模などある程度見えた状態でのスタートになります。

今回はそれ以前の設計に入る前に、
ビジネスチャンスをうかがっている事業者の方がどのように考えた上で、
事業の実行に移していくのかなど、とても勉強になりました。

■どの土地だと、便利がよく集客性が見込まれるのか
■輸送費なども考えたランニングコストはどうなのか
■道路など街が変化すると住む人の変化がどのように起こっていくのか

そういった、未来を描きながら、事業の可能性を膨らませて、
先手を打って仕掛けることが大切なのだと思いました。

もちろん、事業採算性などは丁寧に抑えておかないと、
始めたものの頓挫するなどの内容にする必要があります。

経営者と話をするということは、同じ未来を見ることができないと、
話についていくこともできず、信頼をしてもらうことは難しいと思います。

建築設計の細かいところと、大きな構想など、並行しながらあらゆる知見をつけていくことが大切だなと思いました。