エントランスを考える

今回検討している建物は、RC造の中に木の架構もうまく使いながらの設計をしています。

一度検討していた庇の部分ですが、木の柱と梁だとどうにも解析上うまくいかずに、
急遽変更案を検討。

変更前は木の柱・梁の架構だったものが、RCの門型フレームの上に乗っかっているようなイメージに変更。

こうすることで、エントランスに向かうゲートのように見えればと検討しました。
また、門型フレームの上に木の梁がシンプルに軽く乗っかっているイメージにできればと思います。

構造の考え方と見せ方を同時にいろいろと考えること。
この辺りが一番大切な部分で、見る人に与える印象を変える部分になりますので、
建築を考える上では肝になるような部分だと考えています。

解析で解けないと言われた時は少し焦りましたが、
結果論ですが改めて検討することができてよかったと思います。