廊下+αで豊かな空間づくりを

一般的な住宅では・・・

住宅でリビング・ダイニング・キッチンなどの家族で使うエリアと、
個室が並ぶ寝室などのプライベートなエリアとを、
ゾーン分けもしくはフロアを分けるなどして考えることが多いです。

個室が並ぶ部屋の前に廊下がある住宅の計画は多いと思います。
廊下はどうしても光が入らずに、少し閉鎖的な感じになりがちです。

廊下をうまくつかう空間づくりって・・・

どうしても廊下を用いないといけないケースは出て来ますが、
以前設計で検討していた案が、単なる廊下に終わらないように考えていましたので、少しご紹介。



 ■吹抜けに面した廊下にスタディコーナーを設ける
  ・大人用の開放的な読書コーナー(子供の様子を見ることができる)
  ・勉強スペース
  ・仕事スペースなどに使う

 ■明るい光を取り込むためにのスペース
  廊下だけだと狭苦しく見えますが、ここに階段を設けてロビーのようなまとまりのある空間とします。
  そして外部に大きな窓を取ることで、広々とした空間になること、
  そして1階に明るい自然光を取り込むことができます。

 ■プライベート空間+開放感
  住宅の2階って、パジャマなどで移動することもあるため、
  外から見られたくないような、クローズな雰囲気を求められます。
  窓の取り方で他の家と視線の交錯がないような計画をすれば、それも問題ありません。

廊下に+αで開放的な空間に
光や視線が通り抜ける

廊下+αの空間で、暮らしにより豊かさをもたらしませんか?