新築住宅に太陽光パネル設置が求められる???

昨日まさに、太陽光パネルについて、率直な疑問をブログの中で書きました。

今朝、建築に関するニュースを読み漁っていると、
朝日新聞から、新築戸建て「6割に太陽光パネル」政府が2030年目標と記事がありました。

ただ、この記事のコメントを見てもらえば分かると思いますが、
ビックリするくらい肯定的なコメントがなく、否定的な意見ばっかりです。

補助金がないと成立しないことを無理やり進めることが、
果たして経済上も環境上もいいことなのかどうか、個人的には疑問がぬぐえません。

本当に必要かは生活スタイルなどを鑑みて判断が必要

自然エネルギーを有効活用することは、本来全く悪い話ではなくいい話です。

記事のコメントに流されて書いているわけではなく、
本質をしっかり見極めることが大切だと常々考えています。

太陽光パネルは「発電するから=クリーン」と思いがちですが、生活スタイルを考えたとき全てがそうであるとは言い切れません。

例えば蓄電池を設けなければ、日中発電した電力をそのまま使うか売電するかになります。

売電するのは価格が相当落ち込んでいるため、消費しようとしたとき、
日中外で仕事をされている方にはほとんどメリットがありません。

発電しても電気が使われないわけです。

製作や取付に関してもそうですが、処分に関してもCO2が発生する話ですので、
本当にエコなのかはそれぞれで判断が必要だと思います。

太陽光パネルの廃棄物問題の記事も経済産業省からありますが、そうなってしまうくらいなら採用は見送るべきと思います。

パネルには有害物質が含まれるとも聞きますので、
安価にリサイクル技術などが確立されればいいのですが。

一度メーカーさんとも議論して、どんなときにメリットがあるのか、
自分自身での判断基準を探ってみたいと考えています。