建て替えの際に敷地内の樹木をどう扱うか

敷地内にある樹木をどのように考えるのかも一つのポイントです。

樹木に関する人の捉え方も様々であり、100人いれば100人とも違う答えをするでしょう。
 ・昔からある思い出の樹なので残して欲しい
 ・樹齢が長い樹木なので切ってしまうのはかわいそう
 ・維持管理が大変なので樹木は多くなくていい
 ・実が落ちて腐ると臭いがすごいので・・・

ただ、樹木に関しては長い年月をかけてその地に根付いていることから、
移植は簡単にできるものではありません。
場所を変えてしまうと、水や養分をうまく吸収できないなどで、
枯れてしまうこともよくあるそうです。

そもそも樹種・樹齢なども分からなかったため、今後何年くらい育つのかも分からないですが、とても立派な樹木です。

近くの敷地で別の工事現場が動いており、そこの植栽の打合せがありましたので、
ついでに相談に乗ってくださいということでお願いをしてみてもらいました。

樹種も分かり、剪定などの仕方もある程度聞くことができました。

樹木は伐採する方法を取るのは簡単です。
ただし、残す選択肢をしっかりと考えておくことは、設計を行う者としてとても大切にすべきです。

今後、発注者との打ち合わせまでに考えや、条件などを整理していきたいと思います。