周辺環境も考慮して庭づくりを考える

庭の作り方も窓からどう見えるかを考えるべきです。

とある内科に行った時の待合で見た風景が、
こじんまりした庭だけでなく周囲の環境も使って広く見せる事例がありましたので、
スケッチで説明します。

通常につくってしまえば、左側のように道路も見えて道路からの視線も交錯してとなってしまいます。

しかし、作り方を変えて道路の路面を見せないようなつくりをするとどうでしょうか。
そうすると庭と山とが一体に見え、広い庭に見えることになります。

イメージとしてはこんな感じです。

窓が絵の額縁を果たすかのように、景色がきれいに見える庭でした。
庭自体は本当にこじんまりとしているのですが、周囲の景色もうまく使っている事例です。

窓の取り方で外からどう見えるか、中からどう見えるかしっかりと考えていくことが大切です。