移動間仕切りで分割する部屋の内装を考える

大きな部屋は移動間仕切りで分割すると、多様な使い方ができて建物の稼働率が上がります。

今回は屋根の架構を見せたいときにどう分割するかを検討しています。
単純に考えると、下のイメージのような形で間仕切りの上部に壁が出て来ます。

左側はそんなに違和感はないのですが、右側はせっかく間仕切りを開放して広々と見せたとしても、上部の壁があることによって閉塞感が出てきてしまいます。

そんな中、もう1案を検討しています。
上部をガラスにする方法です。

しっかりと上部の架構が奥まで見えるのでスッキリとした印象になります。
開放した場合も、だいぶ広い部屋の印象を与えることができると思いますので、上部ガラスで検討を進めています。

上部をガラスにすることで遮音性能は落ちますが、最近ではサウンドマスキングと呼ばれる技術もありますので、隣り合わせの部屋で会議をしたとしても気にならないような形で作れると思います。