間接照明について(2)
先日間接照明について載せましたが、別の例について少し触れたいと思います。
吹抜け+間接照明の計画について
吹抜けがある空間は、できるだけ広く見せたいと考えています。
天井や壁をふわっと明るく見せる考え方です。
同時に天井には照明もつくことがないですので、木目を見せるもアリですし、
シンプルにクロスで仕上げてしまうのもいいと思います。
こちらの住宅では、窓際に【カーテンレール+間接照明をともに隠す】ための造作材を設け、
逆側にはレイアウトに応じて向きを変えられるダクトレールとしました。
下に載せているのは展開図です。
詳細の納まりを検討した際の資料です。
梁との取り合いや、照明を隠すための寸法、カーテンを納められる寸法などを確保して調整しました。
実際にはどうなるか
実際にできた写真はこちらです。
日が差し込む時間でしたので少し分かりにくいですが、赤丸をつけた上の部分が柔らかく明るい雰囲気になっています。
窓前も普通に考えるとカーテンレールが窓上に取りつきますが、
それも隠しすっきりとするための納め方としています。