住宅の敷地の測量をして土地の特性をとらえる
土地の外形などは、法務局にある座標などを見ると一番外側の敷地境界線は分かることもあります。
でも外形が分かるだけでは設計に進めません。
土地の高低差があって隣地が低い場合は場合によっては擁壁を立てないと住宅が建てられないケースもあります。
擁壁を設けながら住宅を建てていくって、結構コストがかかったりするものですので、注意も必要です。
そんなことを把握するために、敷地の中を週末に測量してきました。
主には平地部分がどのくらいあるのか、周囲とのレベル差がどうなっているのか、
敷地内に水が流れてこないように道路から高くなっているか、
浄化槽からの排水が取れるかなど設計に必要な条件をきっちりと調べていきます。
同時に、敷地周囲の条件も調べながらどこに窓があると、気持ちよく過ごせるのかなども考えていきます。
測量は外注して計ってもらうこともできますが、今回は自分で実測。
机の上でプランを考えるだけでなく現地に身を置きながら考えることで、新たな想像が膨らむこともあります。
現地に行って考えることは大きなヒントになると思います。
計画がある程度詰まってきたときの確認に。また行き詰ったときは新たな発想を得るために行くことなど大切なことだと思っています。