考え方・理念
心地よく住みやすい住宅をつくるために
いい住宅を計画するには、建築主と設計者との連携がとても重要と考えています。
設計者がどのような進め方をするか、建築主でもどのような検討事項があり、どのタイミングで決定するのかなど、設計初期にスケジュールを提示します。以下に、大まかな設計の進め方について記載します。
【土地探し段階】
土地を決定されてから相談いただくケースもあるかと思いますが、複雑な土地の条件であっても、設計者から見たときに個性のある快適な住宅を提案できることもあります。
複数の候補があれば、設計者の目線から見たときに最適な土地に関するアドバイスも可能です。
【基本設計段階】(3か月程度)
設計をする上で必要な条件や要望をお伺いします。さらに、差し支えない範囲で、家でどのように過ごしたいかなどのイメージ、趣味、ライフスタイルなども設計する上での大事なヒントになります。
住宅は現在の理想像を考えるではなく、家族が増えることや子供が独立した後などの、住まい方の変化にも柔軟に応じていけるように提案したいと考えています。BIMを用いて空間の広さや外観イメージ、それぞれの部屋からどのように視線が広がるかなども、提案していきます。
【実施設計段階】(2か月程度)
間取りや外観イメージが決定後は、発注に向けて構造調整・設備調整も必要になります。家具は収納したいものなどを聞きながら、詳細図を作成していきます。照明計画などは、空間のイメージに合うような照明計画の検討を行い、提案いたします。図面作成後、建設に先立ち確認申請を行います。図面は基本設計のBIMをブラッシュアップし、イメージを常に確認できるよう進めます。
複数の施工者に見積もりを依頼することも可能です。見積もり金額の査定や、施工者選定に関するアドバイスなども行います。
【現場段階(工事監理・設計意図伝達)】(4~6か月)
現場段階では、監理業務(建築基準法上必要です)を行い、法令上必要な検査などを行います。 また、各種仕上の色彩・照明・コンセントの配置の提案、最終確認を行い、工事を進めるように致します。
仕上はサンプルを取り寄せイメージを確認できるようにします。
家具関係についても、内装のイメージに合うように細かい納まりなど施工者と調整しながら進めます。
※設計費用・現場監理費用は、建物の規模や設計作業内容によって変わってきます。
作業内容や費用についても、お気軽にお問合せください。