建物から見える風景を確認する

新規の設計の検討を始めています。

当然BIMで設計は進めていくのですが、地形もモデル化しました。

地形まで入力することのメリット

見える風景も確認しながら設計ができます。

 ■象徴的な山があるので、その部分が常に見えるようにしたい
 ■窓越しに見える海の景色を楽しめるようにしたい
 ■リビングの窓からは他の住宅などが見えないように窓をとりたい

いろいろ願いがあると思います。

最近はいつもやっていることですが、こういったことまで踏み込んで話ができると設計も面白いと思います。

実際に地形を読み込んでみると・・・

読み込んだ地形は立体的に、稜線などが分かる形となっていて、
立体的に山の形が見て取れると思います。

実際の写真と比べてみます。

防波堤は表現していないですし、海の表現はいいかげんですし、アングルは多少違いますが、
山の稜線などは同じだということが見て取れます。

こうすることで、山に近い立地だと日照が気になるなどもあると思いますが、
かなり再現性高く確認することができます。