照明計画もBIMで1ランク・2ランク上の空間を目指して検証できないか

昨日の晩に、大阪で仕事をしていた際に苦楽を共にした、電気設備設計の仲間と意見交換をしました。

電気設備でもBIMを使っていく方針のようで、
やり方を知りたいということで、リモートでつないであれこれ話をしました。
相手は東京ですがやり取りはできるので、意思疎通とツールとがうまくいけば、
チームで仕事をする上では問題ないなと感じています。

作図スピードはめちゃくちゃ上がりそうです

結論から言えば、電気設備設計者にとってはCADを使うよりも、
相当スピードアップ・効率化が計れそうということが分かりました。

建築のモデル、構造のモデル、機械設備のモデル、
これらがリアルタイムで修正内容が反映されていくことで、
整合性を取りながら建物をBIM上で作り上げていきます。

その様子を見ながら、図面を書いていくことができたりすること。
数量は全てカウントされること、非常用照明は天井高さなどを入力すると包含する円を自動的に書き出すこと。
一度慣れると、CADには戻れないだろうなと思うことばかりです。

検証やシミュレーションで1ランク・2ランク上の空間を求めて

空調の温度管理、照明の明るさや色味などは、図面上だけで判断することはできません。
BIMを使えば、シミュレーションが同時にできて1ランク上の検討ができるわけです。

BIMは単なる効率化だけに使うものではないので、
質を上げていく手段にとことん使っていくべきだなと思いました。

DIALux(ダイアルクス)・Lumicept(ルミセプト)Lightning Flow(ライトニングフロー)など、
いろいろありそうです。
実際にシミュレーションで使う場合は、シミュレーションと現実とがどう違うのかを把握することも大切ですが、
シミュレーションした結果がそのままBIMに反映され、図面かされというものまでできるようにしたいですね。