固定資産税の考え方

住宅などは建物を建てた後でも固定資産税がかかってきます。

例えば、住宅の固定資産税評価額は、ざっくり言えば、
❶建物を建てたときの床面積・仕上のグレードや面積・設備のグレードなどから、
 同じ建築を再建築する場合の評価額(決められた基準に沿って計算されるもの)が算出されます。

❷そこから経年での補正率をかけます。1年目80%・2年目75%と徐々に経年で減っていく率です。
 長い年月をかけて、最終的には20%という固定値に落ち着きます。

※他にも地域ごとの補正など、細かな条件がかみ合ってきますので、
 あくまで大まかな話です。役所が算出の基準を持っています。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
天井高さが1.4m以下の小屋裏などは固定資産税の算定に含まれません。

どうしても木造の住宅の場合、屋根の勾配などから天井裏の余剰スペースを活用したいケースなどありますが、
建築基準法の床面積の算定にも入らないことなどから、
この1.4mとするケースも多いです。


役所で自宅の固定資産税の計算も見せてもらいました(開示請求が必要)ので、
実際にどのくらい固定資産税の出費が変わるのかだいたいは分かったので、
BIMを使えばそれなりに数値を算出できそうな気がします。

カタログももらえましたので、少し勉強してみようかと思います。暇になれば・・・