引戸をすっきり見せる

通常の引戸はこのようにレールと枠が取りつきます。
壁が白だったときは枠を白にしたとしても、枠も含めて扉の存在感が結構出て来ます。

昨日のブログで書いたカーテンレールを見せないのと同様に、
建具の枠や吊元のレールを天井に埋め込むことで、すっきりと見せるための一つの方法です。

こちらも同じLIXILの既製品の建具です。
アウトセットの納まりにすることで、天井にはレールが見えてくるだけの扉とすることができます。
(LIXIL以外にも同じような納まりとできる、既製品の建具はいろいろあります。)

扉の色を壁紙と同じ白にすれば、扉というよりも壁っぽく見えてすっきりすると思います。

扉自体は大きくなるので扉そのものの価格は確かに上がりますが、
枠が不要なためそこまで大きくコストアップにはつながらなかった印象ですので、
クライアントの方が望まれるのであれば、できればこの納まりでバンバン設計したいなと思っています。