屋根のかけ方と構造を考える
今回の某プロジェクトでは、RC造と木屋根架構のハイブリッド構造で検討しています。
ポイントになってくるのは屋根のかけ方です。
平面的には正方形に近い建物にはなりますが、屋根のかけ方で大きく印象が変わります。
大屋根でおおらかな印象を与える外観にするのか、周囲の建物ボリュームに合わせて、
小さな建物の集合体に見せるのかなど、いくつもの案を並行で検討をしています。
外観は比較しながら、イメージの方向性が見えてきましたので、
次は内観も含めての検討です。
できるだけ屋根架構現しにしながらフレームを美しく見せたいと思います。
構造の骨組みをどう美しく構成していくのか、
その骨組みをどのように照明で演出して際立たせるのか
空調などの設備はいかに存在感を消すか、そういった部分は楽しい部分です。
文章を書きながらもやりたいこと、検討が必要なことがたくさん浮かんできますので、
しっかりと考え抜きたいと思います。