点灯してもしなくても違和感のない照明計画

先日、照明計画の件で考えていたことを下記に記載しています。
ホールが広く見えることを狙った間接照明

照明の点灯を試している際に同じ時間に撮った写真です。


左の写真は、間接照明を点灯させなかった場合で、右側が間接照明を点灯させたときの写真です。

間接照明がある方が、天井も明るくなり、壁も上面が明るくなることで空間が若干広く感じると思います。

以前、消防署などの設計をした際には、
照明をしっかり入れてもらっても、節電で極力消すことがあると言われたことがありました。
照明器具が見えていると、敢えて点灯させていない、薄暗い雰囲気になりがちです。


今回の建物は、日中明るいときは照明を点灯させなくても十分な照度が取れます。
光源を隠しているため、節電で照明を消していても空間としては特に違和感のない計画にしていますので、
狙いとしてはうまくいっていると考えています。