今まで設計で取り組んだことのない用途を勉強することの大切さ
設計は、今までの経験の引き出しの多さで提案の深さが決まるような気がしています。
例えば、過去ある用途を経験したからと言って、
同じ提案・同じプランをするようなことをしていれば、
1回目で設計した内容・質を超えることはできないと思っています。
今日、一つの提案の仕事が終わりました。(特段、修正依頼等なければですが)
初めて提案する用途でしたので、雑誌も何年か分きっちり読み込んだり、
社会的な背景などを改めて勉強する機会になりました。
少し備忘録的に、まとめたいと思います。
集まって発想を生み出すことの意味
オフィスであれば、改めて集まることの意味を計画に落とし込むことが大切に感じました。
・大人数で集まって議論をして、現状の課題を打破すること
・普段あまり接しない人と話すことで新たな発想を得ること
・いつもと違う場所で気分を変えて考えることで、違う着眼点から考えること
・敢えて他部署の人と交流を促すように、休憩場所を点在させるなどして人の動きをつくること
・他社の人や一般の人も来れる場所をつくることで、閉塞感を打破すること
・休憩時の雑談からも新たな発想が生まれるようすること
・少人数で話しやすい場を作ることで、ディスカッションを活発にすること
上に書いていることは、現実いろんなオフィスで取り組まれていることです。
一人で生産するだけでは生まれない、発想の飛躍を生み出すことが大きな目的だなと感じています。
大学などでも、企業と組んで取り組みを起こそうとしたり、
学校を複合施設と掛け合わせることなど、
違う用途の組み合わせで新たな枠組みを作る動きもあります。
実は、今回オフィスで勉強したことは、全く違う用途で活かしてもおもしろいかもしれないなと思っています。