建物の中なのに外を感じるとは
6/14に見学会のブログを書いた中で、上のようなことを少し書きました。
ちょっと分かりにくかったかもしれないなと思い、
海外の事例を少し紹介します。
植物園にもなっているスペイン・マドリードのアトーチャ駅
スペイン首都マドリードの主要な駅です。
学生の時に、ヨーロッパを回っていた時の写真です。
ぱっと見、何の建物なのかよく分かりませんよね。
植物園がくっついていることで、待ち合わせをする場所としても、
たたずむ場所としても成り立っていました。
屋内ではあるのですが、ここのカフェも屋外のような明るさと開放感がありました。
明るい茶系の壁が見える部分は、1階はショップが入っていて、
上部からは外からの明るい光が入り込んでいました。
日中でしたが、建物の中の明るい光が漏れるような感じで、
とても心地よい場所だったことを覚えています。
人がにぎわっていても、少なくても成り立つ場所
こちらも先日ブログで書いた、ミラノのガレリアの事例と同じように、
人が多くても少なくても心地よさが変わらない場所だったと思います。
公共空間を考えるときは、人がにぎわっていて楽しめる場所をまずは考えますが、
一方でゆったり落ち着ける場所も必要です。
コロナ落ち着けば旅行も行きたいなと思いながら、
ぼちぼち海外の事例も交えて考え方などを述べていければと思います。