構造計画により変化するコスト(1)
構造計画を選ぶ際にどんなことを考えて選定すべきかについて少し説明をします。
建物が沈まないように杭が必要になることも
構造の計画によって1つ大きく変化が出てくる項目があります。
それは、杭(地盤改良)などの地中で建物を支える構造です。
住宅でも昔から地盤が緩いところなので杭が必要と言われる地域があります。
干拓が多い諫早や、佐賀なども一般的には杭が多く用いられます。
また現在は埋め立てられている部分で土地が平らであっても、
昔は起伏が激しかった場所だったことから、
ある小学校の敷地内で杭が5mで済むところもあれば20m必要だったところもあったと聞いたことがあります。
ある程度、地盤が弱いと考えられる場所では、上部の架構も考える必要があります。
がっちりとした建物ながら、極力軽くするには??
いろいろ書き出すと長い文章になりますので、
少し分けて今考えていることを書いていきたいと思います。