BIMなどを使いながら概算工事費を算出

某プロジェクトの概算工事費の算出をしています。

概算工事費は公共の事業であれば、基本設計の仕様で進めても確保している予算上問題ないか確認を進めます。
民間の事業も同様ですが、工事による支出だけでなくその後の維持管理なども見越して、
資金繰りが問題ないかなどの確認となるため、とても大切な作業の一つです。

とは言え、図面を見て一つ一つ数量を拾い出していると、時間が相当かかってしまいますので、
BIMなどの技術を用いて算出を進めることとします。


今回は躯体の数量は、構造の仮定断面を算出し、
そこから積算プログラムに入力し、大まかな鉄筋・コンクリート・型枠の数量などを算出しています。

躯体関係を入力データから書き出したもの+入力データにないものを確認して、
補っていきながら数量を精査し、根入れして積み上げていっています。



明日以降の作業は、躯体工事以外算出です。
BIM入力で数量を確認しながら、工事費を積み上げを行っていきます。

過去の積算の内容を見ながら行っていますので、内訳の構成を確認する勉強にもなります。

また、概算と積算が近いことが理想ですが、自分のやり方でどの程度差を少なくできるのか、
今回しっかりとトライしてみようと考えています。