建物を考える際に経営上のウリを考えておくこと
建物は、基本的に人が集まって多くの人に使われることに意義があります。
端的に言えば、人を集めることができる建物を作るための、ウリが必要になってきます。
いくつか例をあげると・・・
診療所や医療施設であれば、先生の技能の良し悪しだけでなく、
快適に待てることができるスペースがあること、近隣に薬局があることといったことも選ばれるポイントになります。
福祉施設であれば、介護サービスが充実しているだけでなく、
お風呂が足の不自由な人でも入ることができるとか、視線が行き届き安全に過ごすことができることもポイントです。
ホテルであれば、客室の雰囲気がいいなどという視点だけでなく、
アクセスが良いとか、景色の良い浴室があるとか、食事もできるといったこともポイントです。
これらは他の施設との差別化を図ることも大切です
近くに競合する施設があったりすると、違いを生み出して集客につなげることも大切です。
近隣の建物や類似の建物、今の時代のトレンドといったリサーチが重要になってくるわけです。
下の表はオフィスの提案を考える際にどういったことが求められているのか、雑誌からポイントを抽出したときのものです。
このように、最新のトレンドは何か。
そして、近くにある建物とは異なるウリをしっかりと作ることで、
選んでもらえる建物を考えていくことができます。
分析した分かりやすい表があるのですが、今このHPに上げるわけにはいかない情報なので、
タイミングを見計らってから分かりやすく載せたいと思います。