用途変更の際に改修費を抑えた計画をする
新規のプロジェクトで、既存建物を利用した用途変更のプロジェクトを進めています。
外壁がなかったところに外壁を張って、屋外だったスペースを屋内化するような計画です。
外壁の仕舞については、何パターンかありますが、外壁の仕様によってもどうやって壁を支持するかが違うわけです。
❶今ある壁を全て取っ払って、全て新しい外壁をつくるのか
❷今ある壁を使いながら、塞ぎたいところだけ塞ぐのか
❸今ある壁の外側に新しい外壁を覆うように施工するのか
いくつかパターンがある中でそれぞれのパターンを考えて納まりを検討していきます。
その後、施工者にとってどういったやり方がコストが抑えられるのかなどを相談して決定していきます。
施工しやすいのは大きなポイントで、性能も担保しやすく、コストも落としやすいです。
実際に外壁を張ると言っても、外装の業者さん・鉄骨の業者さん・塗装業者さんなど、
いくつかの業種にまたがる工事になるので、
やり取りをしながらベストな方法に導いていくのが我々設計する者の仕事です。
施工者さんとキャッチボールをしたことで今日であらかた方向性は見えましたので、そのまま図面化していきたいと思います。