閉校した建物を活用して雇用確保と収益向上

微細藻類生産施設整備のための設計

2018年3月末に閉校した新上五島町立北魚目中学校を改修し、
民間企業が利用できる建物として整備をするための設計を、当社で昨年行いました。

上五島内で、微細藻を培養するためのとして、
島内での雇用を生み出し、産業化しながら収益を上げるための改修です。

前町長のコメントにもあるように、将来的には36人の雇用を目指すとあり、
「産学官で連携し、若い人が希望を持てる産業に育てたい」と、昨年の新聞記事に掲載されていました。


上五島だけでなく長崎県全域で、人口減少と少子高齢者は顕著に進んでいますが、
全国的に見ても進み方が早く、雇用を生み出すことと、
人を残していくことは、世の中的に見ても重要な課題と思います。

そういった中で、微細藻の仕事に会社として関われたことは、
非常に有意義なことであると考えています。

先日は、対馬の「佐護小学校」を地域交流施設に改修がされて、
4月末にオープンしたと、5/30の長崎新聞の記事に掲載されていました。

今年の3月末に母校の浜ノ浦小学校が閉校に

母校が閉校になりましたが、建物自体は築35年程度と、
新耐震基準での建物なので、耐震補強等も行うことなくまだまだ使うことができる建物だと思います。

母校の立地状況としては、北側が海水浴場にもなっていて、
小学校のときは常に海を見ながら過ごしたものです。

立地条件としては、上五島の学校の中でも抜群にいいロケーションだと思っています。
きっと何か活かす方法があるはず!

学校の中の状況なども十分に頭に入っていますので、
改修でのお金もほとんどかけることなく、
利活用していく方法も提案できるような気がしています。

生まれ育った地元に対してできることはきっとあると思いますので、
いろんな事例を調べながら前向きに考えられたらと思います。