ウッドショック その後・・・
木造の建物の現場が始まる予定ですが、
ウッドショックの影響で木材の価格が変動があるので、
各メーカーさんから価格が読めませんとの話を受けることが多いです。
アメリカの木造の住宅の需要が増えているとのことで、
木材の価格が上昇していたのが原因(5/18ブログ参照)ですが、
価格帯にどのような変動があるのか傾向を見てみました。
アメリカでの材木先物価格を見てみました
アメリカでの材木の先物価格を見ると、1年ですごくアップダウンがあることが分かります。
こんなに変動があるものなのかと、ビックリします。
今年の1月からピークの価格差を見ると約2倍と、急激な価格上昇があることが分かると思います。
世間的にウッドショックと言われていた頃が春先ですので、
分かりやすい変化だと思います。
見積もりなどを取ると値段が読めませんとのことでよく言われますが、
一方でニュースを見ていましたがあまり木材の価格がどうこうということはあまり聞かなかったので、
気になって見てみると、アメリカではものすごく価格が落ちていることが分かります。
今後どのような影響があるのか?
アメリカの木材の先物価格が落ちているということは、
輸入材の価格が落ちてくるだろうという傾向が読み取れるのでは?と思います。
現在は、ちょうど1年くらい前から考えるとほぼ底値です。
北海道建設新聞でも【米国の材木先物暴落 2カ月強で7割減】との記事が載っています。
国産材の値段が上がっているかもしれませんが、輸入材の価格が落ちることになれば、
ウッドショックの状況が変化してくるかもしれません。
まだまだ誰にも見通しは分からないかもしれませんが。。