梁のかけ方による印象の違い

今日はあるプロジェクトの構造の打合せと、住宅の打合せでした。

先日アップした内容のその後ということで、構造の打合せした内容についてです。

食堂部分の梁のかけ方を、BIMで見ながら構造の担当の方と、
あーだこーだ議論しながら考えていきました。



どうやったら納まるのかももちろんですが、
骨組みが現しになる部分は架構の向きも非常に大事だと思っています。

2つの梁のかけ方の違いが分かると思います。
ともに同じ部材のサイズを同じ間隔で設けたものです。

2つを比較してみて、木の架構がより分かること。抜け感があること。少しでも天井が高く感じること。
この3点から左側の架構にすることで、調整を進めています。

右側は基本設計から作成していたイメージですが、
なんとなく天井が重たく感じることと、外部に向かっての抜け感がないことから、
何かもっと軽快な感じにしたいなと思って変更をかけました。

今度はここから、照明計画の調整を進めていきます。
内装を考える重要な要素ですので、丁寧に考えていきたいなと思います。