改修×BIM(Revit)

改修図面は現況図面と改修後の図面の対で作成します

先日も少し書きましたが、
改修の設計は現況の図面(撤去部分の表記)と改修後の図面(改修部分の表記)の、
2つの図面を作成する必要があります。

よく、改修設計は2倍手間がかかると言われる部分がここにあります。

新築と改修の進め方の違い(今までは・・・)

今まで、設計する中で新築の場合はBIMで作成することで、
設計自体を立体で進めますし、都度模型での検証をしながら、
空間のイメージを作成しながら進めます。

改修は、既存の調査 ⇒ 現況図面作成(一般的には2D) ⇒ 改修部分の整理 ⇒改修図の作成 と、
あくまで2Dでの図面の作成で進めていました。

データは2つ作成しないといけないという概念があり、
3Dも改修前と改修後で、2つ作らないといけないのか・・・と、なかなかBIM化を進められませんでした。

BIM(Revit)で改修前・改修後を1つのデータで作成し、発注者が分かりやすく

改修前の現況の3DデータをBIM(Revit)で作成して、
撤去部分・改修部分のモデルを入力して、一括のデータとして整理しています。

トイレの改修を例に挙げます。

左が現況で、右が改修後です。
和便器を洋便器に変えて、古いトイレブースを更新するイメージです。

3Dを作成すると、勝手に下記のような改修の図面が作成されます。

端的に何ができるかと言いますと、改修前(Before)と改修後(After)が、
どの部分を変えてどんな空間になるのかということが、ビジュアルでも分かりやすく伝えられるということです。

改修前の建物の雰囲気を残しながら、新しく手を入れる部分は使いやすくきれいにと言ったイメージなど、
すごく作りやすくできそうです。