地方での仕事は何でもできないといけないです
消防車庫の設計がもうすぐ終わりそうです。
消防車庫には消防ホースなどが置いてありますが、訓練などで使います。
そこで、消防署や消防車庫の近くには、ホースを乾燥させる場所を作る必要があります。
先日、離島での設計は島内の業者で対応できる工法にで離島での注意点を記載しましたが、
ホース乾燥柱も同様の配慮が必要なので、少し整理して載せます。
ホースをきっちりと使えるようにするために、干して乾かすのが乾燥用の支柱です。
この支柱の作り方もいろいろとあります。
・ホース乾燥柱自体が1本の鉄管で製作されていて、工場から運んで据え付けるもの。
・ホース乾燥柱を細かいパーツで納入して、現地で組み立てて施工する。
離島であれば、輸送費がどうしてもかかるため、比較すると分割されたパーツを現地で組み立てる方が安かったです。
組み立ては現地の施工者にしてもらえば、公共工事の経済の在り方も理想的です。
おそらく、離島でなければ製作されたものを据え付ける方が、手間なく安いのですが、
地域での環境を鑑みながら、設計に反映させていく必要があります。