設計の進め方は事務所によって違います
私自身は、組織設計事務所で10年働いた後に、個人での仕事をするようになりました。
設計でのキャリアはいろいろあります。
・組織設計事務所
・ゼネコンの設計部
・アトリエ系事務所
・ハウスメーカー(工務店)の設計部 などなど
組織設計で働いていたことから、設計部でもいろんな進め方を学ぶことができました。
また、クライアントへのアプローチの仕方、様々なプロジェクトスタイル、
用途ごとでの仕事の仕方など様々見ることができました。
幸い、CADからBIMへといった設計の変化のプロセスも間近で見ることができたと思います。
組織事務所はいろんな人が同時に寄ってたかって仕事をすることから、
プロセスやルールなどを大切にしているところです。
また、BIMで検証をたくさん行うことから、トライアンドエラーのスタディ(検討)をたくさんしながら行います。
今でもそのやり方は変わっていません。
アトリエ系事務所で働いた後独立した、大阪大学の後輩がいます。
少し話を聞いただけでも、設計のプロセス・アプローチの仕方はいろいろ違いがありそうです。
【素材で新しい建築を目指すモノ派】か、【作品そのものというよりはプロセスやプログラムに主眼をおいたコト派】か、
どちらの切り口で勝負しているのかなども聞きました。
いろんなやり方・考え方がありますが、いいとこどりができるのが一番だと思います。
違うやり方をすると、新たな発想が出てくるかと思うこともありますので、
いろんなキャリアを経てきた周りの方にやり方を聞いて、
自分に新たに取り入れられることをしてみたいと思います。
それぞれの特徴が分かれば、自分のスキルの強みも見えてくると思いますので、
追って整理をしたいと思います!