住宅の壁量(耐震性能)に関する見直しの議論が進んでいるようです

現在住宅の設計においては、壁量計算の見直しの議論が進んでいるようです。

必要壁量を増やす見直しに賛成多数、反対派は設計自由度の低下を懸念 | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)

賛否両論あるかもしれませんが、私が設計する際には、壁量は極力多く確保しています。
筋交いで検討する場合も、筋交いの木材の価格・金物の価格など、
正直価格帯的にはたかが知れています。

ですので、安全に気兼ねなく済んでいただくためには、余裕を見込んで設計をするようにしています。

議論の中では、太陽光パネルを導入が進んでいることから、
屋根の重量が増える傾向にあるとのことで、壁量を増やしてはどうかと言うことなどがあるようです。

今から新築を考えられる方も、建てた後法律が変わって不適格とならないように、
ある程度の余裕を持たせて設計をされた方がいいと思います。

当社で今まで設計をしていた住宅は、基本的に余力を見込んだ設計をしているため、
法改正があったとしても問題ないと考えています。