海の近くでは満潮時の水位を把握しておく
大阪で仕事をしているときには、まず機会がなかったのですが、
長崎に戻ってきてからは海に近接する部分での設計が多いです。
高潮や大雨と満潮時が重なったとき、はたまた台風で海が荒れる時など、
【条件が複数重なる想定外】も考えておくべきです。
干満については資料を管理している課がそれぞれの自治体でありますので、
そこで協議をすれば必要な資料は手に入ります。
H.W.L(満潮時の水位)・L.W.L(干潮時の水位)などを知る必要があります。
H.W.L-L.W.L=干満の差ということになりますが、
押さえておくべき、必要な情報はH.W.L(満潮時の水位)です。
今動いている某プロジェクトでは、高潮と記録的な豪雨が重なり、
既存の建物の駐車場が水浸しになることがあったと聞きます。
幸い台風の影響は山に囲まれている地域なので、大きな影響はないそうですが。
日常的な風の傾向などは気象庁からつかみますが、水位の情報なども必ず押さえることが大切です。